2021/03/16 11:44
日本が世界に誇る職人による手染め藍染め加工といった伝統を守りつつ、
新素材の使用、従来にないシルエットでかつてない新しい“ブルー”への挑戦をキーワードにしたデニムブランド、「woadblue」
トレンドを上手に取り入れつつ自分らしいオリジナリティも忘れない。
そんなファッショニスタたちに、実際愛用しているアイテムを教えていただき、
そのリアルな声とコーディネート術をお届けいたします。
Vol.2
長倉奈保子さん
色や柄、レースものなど、個性的なアイテムが人気のセレクトショップ『クチューリフ』のバイヤー・MD。
今着たい、自然体で大人エレガントなコーディネートが楽しめるInstagram(@coutulife_n)も人気です。
愛用アイテム:デニムマキシスカート「WISTERIA/ウィステリア」
サイズM着用(身長170cm)
ーバイヤーとして、どのようなこだわりでショップのアイテムをセレクトしているのですか?
「“大人の女性のためのアイテム”というのがキーワードです。いちばんこだわっているのはシルエット。
身につけたときに、体の線が美しく見えるということを大切にしています。woadblueも着たときのラインがとても素敵ですよね。
ドメスティックブランドならではのクオリティの高い縫製技術と、
かっちりしすぎずにほどよく抜け感のあるデザインに魅力を感じ、セレクトしています。
今回着用しているスカート、WISTERIAは3年ほど前に展示会で出会ったのですが、
試着をした瞬間すぐに“きれい!”と思いましたね。
とくにしなやかな裾の動きとヒップライン、そして横から見たときのラインに惹かれました。
ショップでの評判もよく、やはり試着後にひと目惚れして購入されるお客様が多い印象です。
シーズンを選ばず、どんなトップスにも合うし、普段使いにもちょっとしたお出かけにも使える便利なスカートなので、
毎月コンスタントに売れています。私自身も愛用者で、グレーのほかにブルーも持っています。
デニムなのにごわごわせず、すごく履き心地がいいので登場回数も多めです」
—ご自身で洋服をコーディネートするときに意識していることは?
「ばっちり決めすぎないこと。どこかで抜きます。そしてアイテムのどこかにポイントを持ってくるようにしています。
今日はアクセ、別の日はバッグがポイント、という日も。常にトータルでのコーディネートを意識しています。
今回の着こなしでは、スカートのシルエットの美しさを生かしつつ、
トップスに少し個性を効かせたキャッチーなアイテムを合わせ、全体でエレガントなムードを演出してみました。
肩に付いたツイードのリボンに十分インパクトがあるので、バングルとピアスといったアクセやバッグ、
サンダルはさらっとシンプルなものをセレクト。とくに足元は、スカートの裾のボリューム感を最大限に生かすべく、
素足感のある軽めのサンダルで仕上げました。高すぎずもせず、低すぎもしないといった5cmヒールも上品見えするポイント。
旅先や友人とのレストランでの食事シーンやショッピングなど、いろんなシーンに対応できるコーディネートだと思います」
ショップ情報
Coutulife クチューリフ アトレ恵比寿店
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 アトレ恵比寿5F
03-5475-8427
http://www.atre.co.jp/coutulife
instagram: @coutulife
スカートの裾のボリュームが映えるよう、足元には華奢なバーサンダルを合わせるのが気分
カジュアルなボトムスをエレガントに仕上げる、アドニシスのツイートリボントップス2万1000円(クチューリフ)。
ゴールドラインがポイントのクラッチバッグは、4〜5年前にセレクトショップで購入したもの
初夏に楽しみたい、清涼感のあるモダンカジュアルコーデ。
袖にシャーリングが施されたインプロセスのホワイトトップス2万900円(クチューリフ)